秋の陸上運動記録会に向けて花笠踊りプロジェクトが次の段階に入りました。
タブレットで踊りを学んできた子供たちが「最後は踊りの先生に教えてほしい」と連絡を取り、ご指導をお願いしました。担当の子供たちは朝から一人一人の間隔を測りコーンを置いて準備を進めました。
講師は四方山会会長の河合克行さんです。河合さんは「踊り方を教えるだけではなく、歴史や文化を伝えたい」といつもおっしゃっています。今回も、最初は資料を使いながら、「花笠踊り」とは何かを子供たちと一緒に考えてくださいました。
踊りのご指導をしてくださったのは四方山会指導部長の田中佐知さん。さすがに、恰好やキレが違います。「土を掘っているんだよ」「足踏みをしているだよ」と、踊りの動きが農耕のどんな姿を示しているかも解説してくださいます。
もっと腰を下ろして、膝を付けて。「人間は楽な方に傾く、それは踊りでも同じ。だから、教えてもらうことも必要ですね」とおっしゃる河合さんの言葉に納得です。